神奈川県道65号厚木愛川津久井線・三増峠

調査日:2015.7.11, 2015.8.8

今回は神奈川県道65号厚木愛川津久井線の途中、三増峠に存在する旧道を紹介する。

現在地:神奈川県愛川町三増
現在地は厚木からの上り坂を登ってきて三増トンネルが見えたところ。

現旧道の分岐点。
現道の三増トンネルは標高312mの三増峠の直下、標高250m付近に掘られた全長462mのトンネルで竣工は県道512号(平成6年に県道65号に昇格)時代の平成4年1月である。

ちなみにこの向かい側に「こっそり堂」なるチョメチョメな店(無人)があるのだが、採算がとれているのかは不明。
(2019.3.17追記)朝日新聞によると2018年6月に経営者らが書類送検され、全国で撤去が進んでいる模様→ストリートビュー
ちなみに111店舗1357台で年間約4億4千万円の売上があったらしい。1店舗あたり年間4百万円、1日あたり1万円強。これを多いと見るか少ないと見るかは判断がつかない……


旧道はハイキングコースになっているようで、峠までは540mとのこと。
ハイキングコースと聞いて察する方がいると思うが、当区間は平成に入るまで交通不能区間であった。
また、県道65号が指定されたのは交通不能区間が解消されてからであるため、正確には県道512号の旧道とすべきかもしれない。


舗装がなくなるとこれ(藪)である。
反発力は少ないので苦とまでは言わないが。

藪を抜けるとハイキングコースらしい階段が現れる。

階段が無い箇所は古い時代の車道のような雰囲気がある。

長めのそして急な階段。

結構高いところまで登ってきた。

ひと通り階段を登りきると緩やかな登りが続く。
藪といい倒木といい、あまり人気がないコースなのかもしれない。

峠の手前に仏像がある。
斜面をよじ登った上にいるので知らないと見つけられないかもしれない。

現道から歩くこと10分程で峠に到着。
寂れているなというのが第一印象であった。

旧道と直角に交わるかたちで林道(ゲートあり)が敷かれている。
轍の具合からそれなりに通行はあるようだ。

地理院地図を見ると峠を越える徒歩道が描かれているのだが……

現地は画像のような状態になっている。
本当に道があったのだろうか。
現道開通から四半世紀が経っているとはいえ、峠南側の道が明確に残っているにも関わらず、北側は気配が感じられないのである。

GPSとにらめっこしながら少し入って見たが、急な斜面であり、やはり道があったようには思えない。
眺めていると平場があるような気もしてくるのだが、あまり深入りせずに撤収した。


(一応完結)


参考資料

津久井町企画政策室・広報係(編)津久井町の歩んだ歴史 その50年
BLUE氏 新シリーズ第97回・神奈川県道レビュー(500番台)
https://blog.yahoo.co.jp/34d085007876f4d6f0627aa0d7db7067afa265c763704acb2b764d3284a04d5b/77850


変更履歴

2017.4.30 公開
2019.3.17 移転に伴う改訂

0 件のコメント:

コメントを投稿